こんにちは、やまだくま子です。
今日も隣人が声高らかに何かを歌っている。
裏声に次ぐ裏声でなんの歌かわからないよ!
ちゃんと歌え、さもなくば歌うな。
さて、今日もくま子の人生の闇を書き綴ろうかと思います。
前回までのあらすじ
夫とはお付き合い10年記念日に入籍したが、その後半年で浮気疑惑浮上、夫と浮気相手にプチ復讐を果たしたくま子。
その後もなんやかんや起こって、ついに夫の本気の不倫相手登場。
ある日、恒例の携帯チェックをしていたら見つけた女からのメール。
「今、出先で表参道にいます。イルミネーションがすごく綺麗です。〇〇さん(夫)と一緒に見たかったな。」
誰だお前。
ソッコーで返信した。(でた、お得意の勝手に返信)
「こういうの、迷惑だからやめてくれませんか。」
すぐに相手からも返事がきた。
「すいません、イヤでしたよね…ごめんなさい!」
…夫だと思ってるっぽい。
「私は〇〇の妻です。こういうことはやめてもらえますか?」
この後返信来ず。
夫にもこれはどういうことなんだと問い詰める。
どうやらこの女は夫の会社の後輩で、最近色々相談にのったりしていたことのこと。
翌日、今後誤解させるようなことはしないと女と会社で話し合った、と報告を受けた。
ほんとかわからないけど、まあいいか。
とりあえずいったん忘れることにした。
そしてその数週間後。
夫と私は大げんかをした。
いつものように夫に対してぐちぐち何かを言っていたら、夫がキレたのだ。
もう私とは一緒にいられない、別れたい、と。
これはヤバい。急に事の重大さに気づいた私は、血の気が引いていくのがわかった。
夫に必死で謝ったけど後の祭りである。
もう無理、の一点張りだった。
その後も、なんとか夫の気持ちを取り戻そうと毎日話し合いの場を持ったけど、全くラチがあかなかった。
どうしたら良いのかわからず毎日泣いた。
そんな中、自分の不妊の原因を探ろうと婦人科に検査に行った。
別れたい宣言されてから夫にはもちろん子作りも拒否されていたけど、この絶望の淵でせめて何か希望を持てることをと思ったから。
そして結果を聞きに行った婦人科で先生に告げられた。
「くま子さん、クラミジアにかかってますねー。」
なんだってぇぇぇーーー!
クラミジアってあの有名な!?
私は天に誓って夫以外とはしていない。
ということは。
オーマイ。
なんかもう訳がわからなくて薄ら笑いするしかなかった。
ホルモンの値聞きにきたのになんで性病のお知らせなんだよぉぉぉ!
耐えきれず、病院から出てすぐ妹に電話した。
いい大人が性病がどうの浮気がどうのと言いながら、助けてくれと嗚咽を漏らして道端で号泣した。
夫にも電話して結果を伝えた。
もう本当か嘘かもわからなかったけど、2ヶ月前くらに会社の仲間と風俗に行ったと。
そこでスマタとかいう技をされたと。(プロレスか)
もうこの時期の私は風俗のこと調べすぎて携帯の予測変換がほぼ下ネタ一色という由々しき現象が起こっていた。
ちくしょうが。
そしてこの頃、私は不眠症になった。
1ヶ月ほど面白いくらいに眠れなかった。
ついにギブアップして心療内科に通うことにした。
ここから薬とのながーいお付き合いが始まった。
仕事をしていても夫とのことが気になって集中できない。
毎日が憂鬱だった。
会社の仲が良い同僚にはこの事を少し話していたのだが、日に日にやつれていく私を見ていたたまれなくなったのか、その子にある提案をされた。
男性社員のAさんにに男心を相談してみたらと。
その同僚の子とAさんはすごく仲が良く、私もAさんとはそこそこ仲良くしていた。
しかしこのAさん、社内でも女にだらしないで有名な男で、私も数々の噂を聞いていた。
でもその同僚の子いわく、社内の人には手を出さないとのこと。
私もそんな気がしたので、相談に乗ってほしいとAさんを飲みに誘った。
お店はAさんチョイスの新橋の韓国料理屋さん。
カメで頼んだマッコリをぐびぐび飲みながらこれまでの事を一通りAさんに話した。
Aさんは人当たりも良く優しいので、うんうんとひたすら話を聞いてくれた。
そしてマッコリがなくなる頃、そんなにお酒に強くない私は見事に酔っ払った。
もう何を話したかは全く覚えていないけど、Aさんがお支払いをしてくれたことは覚えている。
話を散々聞かされてお支払いもしてくれるなんて良い男だなあと思っていた。
その後、もう1軒行こうと誘われ、近くのバーに入った。
カウンターで座って話しながら、なんだかやたらとAさんが触ってくる。
髪の毛がバーコードみたいになっているよ、と言いながら髪を触り(どんな状態w)、
この服どうなっているのと言いながらお腹を触ってくる。
こういう状況にあまり免疫のない私は特になんとも思わず、それを受け入れていた。
マッコリ+カクテルですっかり出来上がった私とAさんはお店を出た。
そして事件は起こった。
Aさんが真剣な顔で私を見つめて手を広げ、おいでと言ってきたのだ。
僕の胸へおいで、ということである。
酔ってたけど。すごい酔っていたけども、私は瞬時にどの対応が正解なのか考えた。
別にハグだもんね?これをイヤですよ!っていうのはなんか違うよね?
ということでAさんの胸におそるおそる飛び込んだ。
Aさんが私の耳元で繰り返し言ってくる。
「大丈夫、大丈夫だよ」
あまーい!笑
なんだこの甘い雰囲気。
ムリです、私。
そしてやっと離れたかと思った矢先。
キスされた。
ノーーーーーーーー!
「旦那さん以外の人では俺がファーストキスだね!」
なんだそれー!
意味わかんねー!!
新橋の真ん中で叫ぶくま子。
次回どうなるか。乞うご期待!笑