やまだくま子のブログ

座右の銘は、人間万事塞翁が馬。そろそろひとり遊びにも飽きました。

【夫の浮気が止まらないから離婚した①】結婚半年で夫の浮気疑惑

こんにちは、やまだくま子です。

 

現在40歳とちょっと、バツイチとなってから1年半ほどがたつ。

私が結婚生活で経験してきたことをいつか文字にしたいと思っていた。

当時のことを思い出すのは気持ちの良いことではないけども、自分の気持ちを整理しつつ、同じ状況の人や今まさに辛い思いをしている人の助けになれば良いなと本気で思って書いております。

自分の人生は自分で決める。

明けない夜はない!

 

私は19歳の時に夫とお付き合いを始めて10年後に結婚、その後結婚生活を8年送り、2年間の別居を経て離婚した。

今回は夫の浮気(初回)が発覚した話。

 

付き合っていた10年間、初めての彼氏ということもあり、私は彼のことが本当に大好きで浮気のうの字もないくらい一筋だった。彼もきっと好きでいてくれたと思う。

それが結婚してからというもの、二人の関係は面白いくらいに崩れていった。

 

結婚してから半年たった初夏のある日、それは突然訪れた。

当時アルバイトしていた結婚式場に向かうべく支度をしていた私は、前日から疑問に思っていたことをずっと考えていた。

 

前日、私は泊まりに行っていた友達の家から自宅に帰ったのだが、部屋に入った瞬間に何か違和感を感じた。昼間だったので、夫は仕事に行っているし誰もいなくて当たり前なんだけど、部屋に人がいた気配を感じなかった。

夫は一人でベッドで寝たはずなのにベッドが私が出かけた時のままな感じがする。洗濯物を見てみると、パンツが洗濯に出ていない。そして、なぜかTシャツが玄関に脱ぎ捨ててある。飲んできてリビングでそのまま寝ちゃって寝坊したのかなと、その違和感を打ち消そうとした。

そして夜。夫に昨日の夜泊まりだったのかと聞いてみる。すると帰ってきてたと言う。

それ以上は特に追求もできず、その日は終わった。

 

アルバイトへ行く支度も終わり、家を出ようと思った時、机の上に出してあった夫の財布に目が止まった。財布の中なんてそれまで見たこともなかったのに、その時は異様に気になってしまい、中を見てしまった。

まず飲食店のレシートが目に入った。お酒を飲んで少しごはんも食べている。

罪悪感からか胸騒ぎからか心臓がばくばくいっている。

レシートに印字された「×2名」の文字。そうか二人か。

そして飲食店のレシートの後ろにもう1枚レシートがある。

パークホテル東京のレシート。

一瞬状況が理解できない。何これ何これ何これ、なんでホテルのレシート?

手がひどく震え、息もうまくできない。

飲食店の2名利用のレシート、そしてホテルのレシート。日付は私が友達の家に泊まりに行っていた日。これはもう、そういうことだ。

私はレシートを握りしめて寝室へ乗り込んだ。寝ている夫を叩き起こし、目の前にレシートを突きつけた。これは一体なんなのか、と。

夫はうろたえながらも割とあっさり女性と行ったことを認めた。

 

その後、どうしてもアルバイトが休めない日だったので、そこまで聞いてとりあえずタクシーに飛び乗り駅まで向かった。タクシーの中で号泣した。

どうして結婚式場のアルバイトなんか選んでしまったのか、なんで夫の浮気が発覚した日に他人の結婚式をお手伝いしておめでとうなんて言わなければならないのか、もう訳が分からなくて仕事中に泣かないようにするのに必死だった。

私の仕事は、挙式中の新婦のお手伝いと、参列者を誘導することだったのだが、そんな自分勝手な気持ちが態度に出てしまっていたのだろう。式後に参列者の一人に叱られた。

このめでたい日になんて顔をしているのか、と。かなり真剣に叱られた。

そうか、私はそんなわかりやすくひどい顔をしているのか、と目の前で怒っているおじさんを見つめながら心ここにあらずで話を聞いていた。そして感情がおかしくなっていた私は何を思ったのか笑顔でおじさんに「すみませんでした、ご指摘いただきありがとうございます!」と元気に言った。なんてこった、反省している感が皆無の謝罪である。ケンカ売ってんのかレベルである。おじさんの反応はもう思い出せない。消したい記憶。

(あの日のカップル、本当にごめんなさい。心から申し訳なかったと思っています。)

 

ふんだりけったりの一日が終わり、重い足取りで家に戻ると、夫の謝罪&言い訳が始まった。夫曰く、

「あの日は関西支店から出張で来ていた子ともう一人別の人と3人でご飯に行くはずだったのが、その人が都合が悪くなってその子と二人になった。そしたらその子に、泊まっているホテルの部屋で飲まないかと誘われ部屋に行った。そしたら、ずっと俺のことが好きだったから付き合って欲しいと言われ、それを断ったら嫌だと言って泣き始めてしまった。その後はわかってもらうために朝まで説得していた。二人とも椅子に座って話したから基本ベッドには寝ていない。朝方眠さに耐えられず少しベッドで寝たかもしれない…ゴニョゴニョ

はぁぁぁぁぁあ!?

途中まではわかる。二人でご飯くらいはあるだろう。しかしそこから先は全部はぁぁぁぁ!?な話である。

特に「椅子に座って朝まで説得していた、ベッドに寝ていない」の主張、意味がわからない。じゃあ何かね、朝まで何時間も膝を突き合わせて、付き合って、いや付き合えないって押し問答していたと?その話だけで数時間?すげー根性だなおい。

割とエロの権化みたいなあなたが一晩中姿勢正して説得しているわけがない。小さい声でゴニョゴニョ言ってるベッドで寝た方の時間がメインだろうが。

じゃあその女は出張なのになんでお前がホテル代を払っているんだという問いに対しては「俺も泊まったから半分出そうと思ってとりあえず俺が払った、むこうに半額もらった」そうな。

嘘つきやがれーーー!!

出張費半分もつとかおかしいだろうがーーーー!

 

そんなこんなで私の怒りは一晩中おさまらず。

 

 

つづく