やまだくま子のブログ

座右の銘は、人間万事塞翁が馬。そろそろひとり遊びにも飽きました。

【夫の浮気が止まらないから離婚した②】夫と浮気相手へのプチ復讐

こんにちは、やまだくま子です。

前回、結婚半年で夫の浮気に初めて気づいたくま子。その後、結果的に夫と浮気相手にちょっとした復讐をしてしまいます。さてどうなったのか。

 

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夫の浮気疑惑が浮上した日の翌日に、一緒に映画に行くべく前々からチケットをとっていた。私と夫の唯一とも言える共通の趣味であった映画鑑賞。一緒に行くか行かないか直前まで悩んだ末、夫に説得されてとりあえず一緒に観に行くことにした。少し離婚も頭によぎっていた私としては、ここで態度を軟化させるわけには行かないと思い、映画を観終わったあと公園で話し合いの場を持つことにした。

夫は、もうあんなこと二度としない、本当に悪かったと思っているし離婚はしたくない、と言う。そして私にキスしてきた。なんて男だ。でも私はバカだから、そんなことだけで怒りがおさまっていってしまった。完全に惚れた弱みである。

 

その後、何日かは落ち着いていた。しかし当時アルバイトだった私は平日の昼間に一人になることが多く、その時間が私をダークサイドに落としていった。

その日も一人で悶々と夫の浮気疑惑について考えていた。

ほんとは浮気していないの?どう考えても一戦交えていると思うけど、ほんとは夫が言っている通りなのかもしれない。そんなことをぐるぐる考えていた私は、あることを思い立った。

「そうだ、相手の人に電話して聞いてみよう。」

お気付きの通り、これは本当に聞きたいわけではない。聞くふりして、その実ただの宣戦布告である。

 

夫の会社のHPをチェックしてみると、見つけた、地方支所の電話番号。

電話をかけてみると、女性がでた。

発覚した日に阿修羅のごとく怒り狂った私は夫から相手の名前を聞いていたので、その名前を告げる。

「私、東京のオフィスの〇〇の妻ですが、〇〇さんいらっしゃいますか。」

少々お待ちくださいと保留にされて少し待つと、出たのは同じ女性。〇〇さんは今いないらしい。残念だと思う一方で少しホッとした自分もいた。

 

そしてその数時間後。夫から電話がかかってきた。

仕事中に電話してくるとは珍しい、何事かと思って電話をとる。

「さっき上司から呼び出されて、”お前の奥さんが関西支所に電話してきたようだけど、何かあったのか”って言われた。一体何したの。」

そうきたか。そのルートで夫の耳に入るとは意外だった。ということは、相手の女性もきっと問い詰められているだろう。よし。

夫は、もう出世とかできないかもしれないし、飛ばされることもあるかもしれないとうなだれていた。よし。

こうして夫と相手に多少の復讐ができた。でも少し罪悪感が残った。

 

余談ですが、その後夫は飛ばされることもなく、それどころか出世街道をひた走っていきました。

 

離婚した今思うことは、この時のことは屁みたいなものだったということだ。むしろ離婚をチラつかせてイチャイチャするプレイみたいなものだったんじゃないかとすら思う。

 

この後も夫は浮気癖を加速させていき、ついに本気の領域へ…!

 

 

つづく